今回の記事では、ポーカーの代表的なルール「テキサスホールデム」でのポジションについて解説していきます。
一般的なテキサスホールデムは、プレイヤー同士がひとつのテーブルを円描くように囲んでプレイします。
そして、このポジションによってアクションする順番が決まっています。
このポジションが勝敗を大きく左右すると言われています。
この記を最後まで読んでいただくと、どのポジションを狙えばいいかがわかります。
ポーカーポジションの基礎
冒頭で申し上げたように、ポーカー（テキサスホールデム）において「どこのポジションでプレイするのか？」は最重要ポイントとなります！
ポーカーのプレイヤーは「ポジションはパワー」というキーワードを使います。
それくらい、どのポジションにつくかで運命が左右されます。
特にテキサスホールデムでは、対戦相手の手札は見ることができません。
相手のカードを予想しながらゲームを進めていく必要があるので、少しでもヒントを集めたいところ！
ポーカーテキサスホールデムでは、「情報」をいかに獲得するかがカギとなります。
対戦相手の情報はどんなアクションを起こすのかによって、ある程度予想できたりするものです。
そのため、対戦相手のアクションを見れるプレイヤーの方が有利となります。
以上のことを踏まえると、圧倒的有利になるポジションは、アクションを起こすタイミングが最後の人と定義づけられます。
ポーカーポジション一番有利はどこ？
ポーカーで有利なポジションは「レイトポジション」です。
ポーカーのポジションは、プレイする人数によって、変動します。
このことについては、後ほど詳しく解説します。
プレイする人数が多くなるほど、ポジションが細分化されていきます。
レイトポジションはその名の通り、後半にアクションを起こすグループの総称です。
レイトポジションの中でも、一番最後にアクションを起こす人は「ディーラーボタン（通称：BTN）」と呼ばれています。
ポーカーで一番有利なポジションは、このディーラーボタンです。
ポーカーポジション一番不利なのはどこ？
ポーカーで不利なポジションは「ブラインドポジション」です。
ブラインドポジションは「スモールポジション」と「ビッグブラインド」からなる、最初にアクションを起こす人たちです。
特にスモールブラインドは誰よりも先にアクションを起こさなくてはならないため、圧倒的不利とされています。
ビッグブラインドは強制ベットをしなければならないポジションでもあり、スモールポジションの次にアクションを起こすので不利ポジションとされています。
ポーカーポジションごとの解説
前章までで、どのポジションが有利なのか？不利のか？おわかり頂けたのではないでしょうか。
次に、この章では全てのポジションについて解説していきます。
全てのポジションを把握することで、よりポーカーへの理解が深まりゲームがより一層楽しくなることでしょう。
スモールブラインド（Small Blind）
- 省略表記：SB
- グループ：ブラインドポジション
上記の章で、残念ながら不利となるポジションとご紹介した「スモールポジション（通称：SB）」について説明していきます。
ブラインドポジショングループに属し、最も有利とされている「ディーラーボタン（通称：BTN）」の左隣に位置します。
プリフロでは、ディーラーボタンのアクションの後に、フォールド、コール、レイズを行う権限を持ちます。
しかし、大事な局面であるフロップ以降は、一番最初にアクションをしなければなりません。
しかも、スモールブラインドはブラインドの半額を強制にベットしなくてはいけないポジションのため、何かと負担だらけ位置となります。
ビッグブラインド（Big Blind）
- 省略表記：BB
- グループ：ブラインドポジション
ビッグブラインドは強制ベットが課せられるポジションだということを、まずは覚えておいて下さい。
スモールポジションの左隣に位置します。
プリフロップでは、一番最後にアクションができます。
しかし、フロップ以降の局面ではスモールポジションの次にアクションします。
他プレイヤーよりも早くアクションを起こす側なので、手を読まれぬように慎重にアクションを起こさなければなりません。
負担が大きいポジションのひとつです。
アンダー・ザ・ガン（Under the gun）
- 省略表記：UTG
- グループ：アーリーポジション
ここからは先は、この記事で初登場となるポジション紹介となります。
ブラインドポジションの次にアクションを起こすポジショングループを、「アーリーポジション」と呼びます。
その中でも、ブラインドポジションに続く、早い段階でアクションしなければならないのが、こちらのポジションです。
銃口を向けられているくらい危険なポジションという意味で「アンダー・ザ・ガン」と名付けられました。
アンダー・ザ・ガンは、情報が何もないゲームの初っ端に一番手としてアクションをするポジションです。
他のプレイヤーの情報がないため、自分の手札のみでアクションの判断をしなければなりません。
初心者であればあるほどこのポジションは難しいため、慣れるまでは避けて通りたいポジションのひとつです。
アーリーポジション（Early position）
- 省略表記：EP
- グループ：アーリーポジション
アンダー・ザ・ガンの左隣のポジションは人数によって変動するため、特にひと席ひと席に細かい名前がついていません。
まとめて、アーリーポジションと呼ばれています。
10人体制であれば、アンダー・ザ・ガンを含めて、左隣がアーリーポジションとして区分されます。
6人体制だとこのポジションはアンダー・ザ・ガンのみに省略されます。
名前の通り、アーリーポジションなので早いタイミングでアクションを起こす必要があり、不利な方のポジションに区分されます。
ミドルポジション（Middle position）
- 省略表記：MP
- グループ：ミドルポジション
その名の通り、順番でいうと中盤でアクションを起こすグループです。
10人体制の場合はアーリーポジションの左隣に位置し、3席分がミドルポジションとなります。
6人体制の場合はアーリーポジション2席が削られるので、アンダー・ザ・サンに続く左2席がミドルポジションとなるのが一般的です。
カットオフ（Cut off）
- 省略表記：CO
- グループ：レイトポジション
最も有利とされているディーラーボタンのひとつ手前に位置するのが、「カットオフ」です。
レイトポジションなので、有利な席となります。
ディーラーボタン（Dealer Button）
- 省略表記：BTN
- グループ：レイトポジション
ディーラーボタンは、最も有利とされいるポジションです。
ポーカーテーブルに目印として「BTN」や「DEALER」と記されている場所が、このディーラーボタンの位置になります。
このディーラーボタンが、他のポジションの起点ともなります。
ポーカーテーブルに着く時に、どこがディーラーボタン位置なのかをチェックしておきましょう！
ポーカーポジションの変動について
ポーカーは、プレイする人数によってポジションが増えたり減ったりします。
プレイ人数は着席してみないとわからないので、いざプレイ！となった時に困ることがないように覚えておくことをオススメします。
ポーカーポジション変動のポイント
プレイヤー1人減るごとに、アーリーポジション→ミドルポジション→レイトポジションの順番で1ポジションずつ減らしていきます。
6人体制の場合
時計回りで下記のポジションで配置されます。
- スモールブラインド
- ビッグブラインド
- アンダー・ザ・ガン
- ミドルポジション1
- ミドルポジション2
- ディーラーボタン
7人体制の場合
時計回りで下記のポジションで配置されます。
- スモールブラインド
- ビッグブラインド
- アンダー・ザ・ガン
- アーリーポジション1
- ミドルポジション1
- ミドルポジション2
- ディーラーボタン
10人体制の場合
時計回りで下記のポジションで配置されます。
- スモールブラインド
- ビッグブラインド
- アンダー・ザ・ガン
- アーリーポジション1
- アーリーポジション2
- ミドルポジション1
- ミドルポジション2
- ミドルポジション3
- カットオフ
- ディーラーボタン
まとめ
ポーカーのポジションを徹底解説してお届けいたしました。
いかがだったでしょうか？
有利なポジションがディーラーボタンであることと、不利なポジションがアーリーポジションであることが頭に叩き込まれたのではないでしょうか。
さらにプレイ人数によってポジションが変動することもご理解いただけたことでしょう。
上記のことがわかると、ポーカーをプレイする上で上手に太刀振る舞うことができます。
ポジションについてのインプットを終えたら、あとはプレイするのみですね♪
ぜひこのを機会にオンラインポーカーをお楽しみ下さい♪
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