「麻雀の役を覚えるのが大変」「いっぱいありすぎて覚えられない」
麻雀初心者の方がぶつかる壁として役の種類があげられます。
麻雀で遊びたいけど、役がわからないから中々プレイできないなんていう方もいるでしょう。
そんな方のために、この記事では初心者向けに役の種類や覚え方など、基本中の基本を分かりやすく解説します。
少しややこしく感じる麻雀の役ですが、この記事を最後まで読んでいただければ実践で迷うことなく牌を揃えることができるはずです。
あなたも麻雀プレイヤーの一員として自信を持ってプレイできるよう、ぜひ最後までご覧ください。
麻雀は牌を揃えて遊ぶゲーム
麻雀は、1局1局誰が早くアガることができるかを競い、全8局~16局を戦って一番多くの点数を持っている人が勝利となるゲームです。
牌は全部で136枚用意され、その中からアガるために必要な牌を選び、14枚で役を作ってアガった人がその局の勝者となります。
麻雀の魅力は数多くありますが、代表的と言えるのが「相手との駆け引きを楽しめること」や「難しい役を揃える達成感を味わえること」です。
ゲームと言えども、麻雀は勝負事になりますので「相手との駆け引き」を楽しみたい方には特におすすめです。
それでは、本題である麻雀の役を初心者の方でもわかるように牌の図を使いながら解説していきます。
1翻役(11個)
最初に紹介するのは、揃えると1役となる役です。
最も難易度が低く揃えやすいため、初心者の方はここで紹介する役を揃えられるよう立ち回るといいでしょう。
立直(リーチ)

あと1牌でアガることができるテンパイの時、「立直」と発声して捨て牌を自分の河に横向きで切り、1000点棒を供託金として卓に置くことでアガった際1翻役を獲得できます。
立直をかけるためには、鳴いていないことが条件となっており、1度でも使用していると立直をかけることはできません。
そのため、立直をかけるプレイヤーは必ずメンゼンであると言えます。
また、立直は宣言後持ち牌を入れ替えることができないという制約がつきます。
その一方で「一発」や「裏ドラ」という役が重なるメリットもあるなど、麻雀で最も多く登場する役の1つです。
一発(イッパツ)

一発は、立直を宣言してから一巡以内にアガることができると獲得できる役です。
ただし、一巡以内に他のプレイヤーが鳴くと役を獲得する権利を失います。
立直から一発を繋げることができれば、これだけで2翻役を獲得することが可能です。
門前清模和(メンゼンツモ)

門前清模和は、メンゼン(鳴きを使用していない状態)でツモアガりすると獲得できる役です。
1度でも鳴くと役をツモでアガっても1翻役を獲得することはできません。
立直、門前清模和が1局で成立すると、その局は合わせて最低2翻役を獲得できます。
役牌(三元牌)

三元牌のどれかで刻子を揃えることができると役牌として1翻役を獲得できます。
鳴きの有無に関係なく、ただ揃えるだけで役がつくのでとても使い勝手の良い役です。
1つの刻子につき1翻役がもらえるので、例えば「中」と「発」2つの刻子を揃えることができれば、合わせて2翻役を獲得することができます。
断么九(タンヤオ)

メンゼンで1・9・字牌を除いた2~8の数牌だけでアガることができると断么九が成立します。
1度でも鳴いてしまうと断么九は認められないので注意しましょう。
平和(ピンフ)

メンゼンで面子が全て順子、雀頭が役牌以外で両面待ちのとき、アガり方に関係なく平和が成立します。
平和も断么九同様、鳴くと役が成立しないルールなので注意が必要です。
一盃口(イーペイコウ)

メンゼンで同じ種類の順子を2つ揃えることができると一盃口が成立します。
鳴いてしまうと役が成立しないので注意が必要です。
海底撈月(ハイテイ)

卓に設置された王牌を除いた山の最後の牌でツモアガりすることができれば海底撈月が成立します。
最後の牌のことを海底牌と言い、メンゼンでアガることができれば海底撈月に加え、門前清模和も同時に成立します。
さらに立直をかけていれば合わせて3翻役が認められます。
河底撈魚(ホウテイ)

1局の一番最後に切った牌でロンアガりできると河底撈魚が成立します。
立直をかけた後に河底撈魚が成立すると2翻役が確定し、さらに裏ドラが乗ることで翻数を積み重ねることも可能です。
嶺上開花(リャンシャンカイホウ)

「カン」して王牌からツモってきた牌(嶺上牌)でアガることができれば、嶺上開花が成立します。
「カン」をすると持ち牌から4枚の槓子となるため、持ち牌が1枚少なくなるのですが、それを補うために王牌から1枚引くのが麻雀のルールです。
実際の麻雀では、あまり見ることができない貴重な役です。
槍槓(チャンカン)

他のプレイヤーが「カン」を宣言し4枚の牌を右側にさらす際、「カン」を宣言した牌が自分のアガり牌だった場合、槍槓が成立しアガることができます。
この役も嶺上開花同様、ほぼ見ることができない役なので成立させることができればかなりのレアケースとなります。
2翻役(11個)
2翻役は成立することで2役を獲得できる役です。
1翻役で紹介した役よりも少しだけ難易度が高くなります。
ダブル立直(ダブルリーチ)

1局のプレイ開始直後、誰も鳴いていない一巡目で立直を宣言すると、通常の立直の2倍の役を獲得することができます。
通常の立直と同じように、持ち牌を入れ替えることが出来ない制約がありますが、一発や裏ドラなども同様に適用されます。
三色同順(サンショクドウジュン)

同じ数字で順子を3種類作成し、アガることができれば三色同順が成立します。
鳴きの有無に関わらず役は成立しますが、鳴いてしまうと1翻役食い下がります。
そのため、なるべくメンゼンでの成立が求められる役です。
三色同刻(サンショクドウコウ)

同じ数字で刻子を3種類作成し、アガることができれば三色同刻が成立します。
順子を集める三色同順は鳴きによる食い下がりがありましたが、三色同刻は鳴いても翻数が少なくなることはありません。
三暗刻(サンアンコウ)

刻子を3つ揃えてアガることができれば、三暗刻が成立します。
三暗刻を構成する刻子以外は鳴くことができます。
しかし、暗刻(メンゼン刻子)が条件である三暗刻の刻子では、鳴いてしまうと役がつかないので注意してください。
一気通貫(イッキツウカン)

同じ種類の牌で「1・2・3」「4・5・6」「7・8・9」の順子を作ることができれば一気通貫が成立します。
一気通貫は「鳴き」を使用しても役は成立しますが、食い下がりとして1翻役と数えなければなりません。
1~9までの順子を揃えれば、他の面子や雀頭はどんな牌でも大丈夫です。
七対子(チートイツ)

メンゼンで7種類の牌の組み合わせてを作ると七対子が成立します。
通常4メンツ1雀頭で役を作る麻雀ですが、七対子は2枚の対子を7種類作る特殊な形です。
対々和(トイトイホー)

4メンツを全て刻子で揃えると対々和が完成します。
対々和は「鳴き」の有無に関わらず、とりあえず4メンツを刻子にすることで2翻役を獲得することができます。
混全帯幺九(チャンタ)

全ての面子と雀頭に1・9・字牌含めて手牌を完成させると混全帯幺九が成立します。
面子の中に順子が1つ以上必要であり、鳴くと食い下がりとして1翻役に落ちてしまいます。
断么九は1・9・字牌以外で揃えると役がつきましたが、その反対と言えるのが混全帯幺九です。
三槓子(サンカンツ)

槓子を3つ作ると成立する役です。
メンゼン、鳴きに関係なく、「カン」を3回行えば2翻役を獲得することができます。
混老頭(ホンロウトウ)

1・9・字牌のみで手牌を作りアガることができると混老頭が完成します。
混全帯幺九との違いは、「1・9・字牌を含めた手牌」か「1・9・字牌のみの手牌」かです。
鳴きの有無に関わらず成立すると2翻役を獲得できます。
小三元(ショウサンゲン)

三元牌の1つを雀頭、残り2つで刻子を作ると小三元が成立します。
メンゼンでも鳴きを使用しても関係なく2翻役をもらえる難易度の高い役です。
3翻役(3個)
成立すると3翻役を獲得できる役は以下の通りです。
二盃口(リャンペーコー)

同じ数牌の順子を組み合わせを2セット作ると二盃口が完成します。
数牌の順子の組み合わせを1セットで一盃口なので、これを2セット作ると3翻役獲得できます。
純全帯公九(ジュンチャン)

全ての面子と雀頭を1か9の数牌のみで揃えるのが純全帯公九です。
純全帯公九も混全帯幺九と同じように、順子が1つ以上必要となり、鳴くことで2翻役に食い下がります。
混一色(ホンイツ)

数牌のどれか1種類と字牌だけで手牌を構築すると混一色が完成します。
混一色は、メンゼンでアガると3翻役、鳴くと食い下がり2翻役として計算します。
6翻役(1個)
役満を除く通常の役で最も上位の6翻役は1つしかありません。
清一色(チンイツ)

同じ種類の数牌のみで4メンツ1雀頭を完成しアガると清一色が完成します。
36枚しかない同種類の数牌から14枚を手牌に置くかなり難易度の高い役なので、通常の役の中で最も上位に位置しています。
清一色はメンゼンで6翻役、鳴くと食い下がり5翻役となります。
役満(12個)
麻雀で最も難易度の高い役を役満と言います。
役満を成立させると一気に大逆転を狙うこともできるとても強力な役です。
四暗刻(スーアンコウ)

暗刻を4つ作ることで完成する役満です。
暗刻なので、メンゼンのみで作る必要があり、1度でも鳴くと役として成立しません。
大三元(ダイサンゲン)

全ての三元牌を刻子で揃えると大三元の完成です。
大三元は鳴いて揃えるのが許されているため、手牌に三元牌が多ければ狙ってみるのもありでしょう。
国士無双(コクシムソウ)

全ての種類の1・9・字牌を集めると国士無双という役満が完成します。
1・9・字牌は全部で13種類あるため、どれか1種類を対子の雀頭として使用します。
鳴きの対象となる手牌ではないので鳴くことはないと思いますが、鳴きを使用すると役が無効になります。
緑一色(リューイーソー)

役名の通り緑色の牌のみで手牌を作り上げると緑一色が完成します。
鳴きの有無に関わらず、役満が確定しアガり牌がとてもきれいなのが特徴です。
字一色(ツーイーソー)

手牌を全て字牌のみで揃えると字一色となります。
字牌は全部で28枚。
そのうち14名を手牌に収めなければならないのでとても難易度の高い役満です。
清老頭(チンロウトウ)

1・9の数牌のみで刻子と雀頭を作り上げる役満を清老頭と言います。
同じような役に混全帯幺九や純全帯公九がありますが、これらは字牌や順子が含まれています。
清老頭は刻子だけで構成される役という部分に他の役と異なる難しさがあります。
四槓子(スーカンツ)

アガったときの手牌は四槓子と雀頭となり、鳴いても役が成立します。
小四喜(ショウスーシー)

風牌の1種類を雀頭とし、残り3種類で刻子を作ることができれば小四喜が完成します。
鳴きに関係なく役を獲得できる役満です。
大四喜(ダイスーシー)

全ての風牌で刻子を作ると大四喜という役満の完成です。
小四喜と同じように、鳴きに関係なく役を獲得することができます。
九蓮宝燈(チューレンポウトウ)

1種類の数牌で「1112345678999」を揃えてツモやロンでアガると九蓮宝燈が成立します。
難易度が極めて高く、プロの麻雀士でも揃えた経験のあるプレイヤーは数えるほどです。
地和(チーホウ)

子が配牌時にテンパイとなり、1回目のツモでアガることができれば地和が成立します。
アガる前に誰かが鳴くと役が成立しないため、他の役を作成してアガる必要があります。
天和(テンホウ)

親が配牌時にテンパイとなり、1回目のツモでアガることができると天和が成立します。
つまり、親は配牌時に他のプレイヤーより1枚多くツモっているため、配牌終了と同時にアガることになります。
ダブル役満
ダブル役満は役満の複合アガりや役満の特定条件下で完成する夢のような役です。
生きているうちに完成させることはほぼ不可能なほど難易度が高いため、わざわざ初心者のうちに覚える必要はありません。
数え役満
数え役満は、役満の役が成立していなくても役の複合によって13翻役以上成立した場合に適用される特別ルールです。
通常役は、跳満までの得点となりますが、13翻役以上の場合役満としてアガったと見なします。
そのため、子では32,000点以上、親では48,000点以上を獲得することができます。
1翻役・2翻役から覚えて麻雀を楽しもう
麻雀で成立することが多いのは、難易度の低い1翻役と2翻役です。
初心者の方は、まずこれらの役を覚えて手牌を構築していくことを意識しましょう。
成立しやすい役を覚えることで、実践においてアガりやすくなりますし、アガることができれば麻雀をもっと楽しむことができるはずです。
最後になりますが、カジ旅では麻雀のゲームを近日中にリリース予定です。
麻雀を知れば知るほど、ゲームも楽しめると思うので役やルールを覚えてたくさん麻雀をプレイしましょう。

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