ポーカーは、コントラクトブリッジ、ジン・ラミーとともに世界三大カードゲームの一つです。
プレイヤーは5枚のカードでハンド(役)を作り、その強さを競います。
ポーカーの競技人口は世界では1億人、国内では5万人を超えていると言われており、日本での人気もじわじわと高まっています。
ポーカーはIOC国際オリンピック委員会に競技として認められており、将来的には正式なオリンピック種目になることもあるかもしれません。
世界で高い人気と知名度を誇るポーカーは、オンラインカジノや友達同士でプレイするだけではなく、賞金を賭けてプレイするプロのポーカープレイヤーも存在します。
マインドゲーム・頭脳ゲームとも呼ばれているポーカーですが、プロのポーカープレイヤーによる心理的な駆け引きは、見るものを熱狂させます。
この記事では、そんなポーカーのプロについて詳しくご紹介します!
プロのポーカープレイヤーとは?
ポーカーのプロは、アメリカでは子供のなりたい職業のランキングで上位にランクインするほどの人気の職業です。
それでは、プロのポーカープレイヤーとは、具体的にはどのような人たちのことを言うのでしょうか?
特定の分野において高い能力や技術を持っており、一般人からは明白な専門的距離がある人を「プロ、プロフェッショナル」と呼ぶこともあるようです。
しかし、より一般的には、高い技能に加えて、その分野で生計を立てられるほどの収入を得ている人のことを「プロ」と呼びます。
ポーカーでいうならば、以下のような条件が満たせるなら、プロのポーカープレイヤーといえるのではないでしょうか。
ポーカーの大会などに出場し賞金によって生計を立てている、スポンサーがついているなどの状態はプロといえるでしょう。
また、オンラインカジノのポーカーで勝利金を獲得したり、最近ではYouTubeなどの動画配信で収入を得たりすることもできるようになっているので、プロの範囲は広がっているかもしれませんね。
プロの定義に、経験や年齢、年収といった明確な条件はありません。
ポーカーだけをやって生計を立てている専業のプロも、ポーカー以外の仕事も掛け持ちしている兼業のプロもいます。
プロのポーカープレイヤーの年収・収入源は?
プロのポーカープレイヤーは、どれほどの年収を得ているのでしょうか?ポーカーをプレイすることで得られる収入には、主にポーカーのトーナメントによるもの、キャッシュゲームによるもの、スポンサー契約によるものの3種類あります。
それぞれ説明していきます。
収入源1:ポーカーのトーナメント
緊張感の漂う中、ポーカーの大会で優勝し、プレイヤーが大金を獲得した瞬間をテレビのニュースで見たことがある人も多いでしょう。
動画サイトでも見つけることができますが、あれはポーカーのトーナメントです。
ポーカーのトーナメントは、勝ち残り形式の大会で、世界中からプレーヤーが参加費を払って参加しています。
参加者は全員同じ額のチップからゲームを開始し、チップが無くなった時点で脱落となります。
上位入賞者のみが賞金を獲得でき、より長くゲームに参加し続けているほど、より多くの賞金を手にできます。
オンライントーナメントとライブトーナメントがあり、規模もさまざまですが、形式はどちらも同じです。
有名で大規模なポーカーのトーナメントには、ワールドシリーズオブポーカー (WSOP – World Series of Poker) やワールドポーカーツアー(WPT – World Poker Tour)があります。
特に毎年ラスベガスで開催されるWSOPは、ポーカーの世界選手権とも呼ばれています。
2006年のWSOPのメインイベントの優勝賞金は、史上最高の1200万ドルでした。
2020年はコロナウイルスの影響によりオンラインでの開催となりましたが、賞金総額は2755万9500ドル、優勝賞金は390万4686ドルでした。
そして、2021年のWSOPでは、2名の日本人プレーヤーが優勝を遂げています!
オンラインイベントでは池内一樹氏が、ライブイベントでは岡村元義氏がそれぞれ優勝を手にしました!
まさに一攫千金ですね!
収入源2:ポーカーのキャッシュゲーム
ポーカーのキャッシュゲームとは、トーナメントとは対になる概念で、キャッシュ(現金)を賭けて行うゲーム形式であり、ライブカジノやオンラインポーカーでプレイすることを指します。
プロのポーカープレイヤーは、主にこのキャッシュゲームによって普段の収益を得ています。
トーナメントほどの大金を一度には稼げませんが、開催場所が限られていたり、拘束時間が長かったりするトーナメントよりも自由度が高く、安定して稼ぐことができます。
カジノミーやオンラインカジノでポーカーをプレイする場合もキャッシュゲームになります。
キャッシュゲームでは、チップを買ってゲームに参加し、場合によっては稼いだチップを換金することもできます。
トーナメントではチップがなくなったらそこでゲーム終了でしたが、キャッシュゲームではチップを新たに買い足すことが可能です。
低資金で始められ、好きなタイミングで遊べるため、プロだけでなくお小遣い稼ぎ目的の人もキャッシュゲームをプレイしています。
収入源3:ポーカーのスポンサー契約
オンラインポーカー企業とスポンサー契約を結び、収入を得ている人もいます。
スポンサー契約を結んだプロは、その企業の看板を背負いながらプレイしたり、SNSや動画サービスなどのオンラインメディアに登場するなどしています。
プロのポーカープレイヤーの年収
プロのポーカープレイヤーは、サラリーマンのように毎月同じ給与を得ているわけではありません。
ある年では1000万円稼ぎ、翌年にはゼロ、その翌年にはトーナメントの海外遠征費などの出費が収入を上回り赤字になる、ということがありえます。
また、プロのほとんどはキャッシュゲームで収入を得ており、トーナメントで賞金が公表されている以外は収入の内訳を知ることはできません。
そのため、プロのポーカープレイヤーの平均年収を割り出すことは不可能です。
しかし、参考までに2012年のWSOPのポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッドで優勝した、プロの木原直哉さんは以前、2012年は3000万円の黒字、2013年は500万円の赤字、2014年は2000万円の黒字、2015年はプラスマイナスゼロと年収を明らかにしています。
代表的なプロのポーカープレイヤー
ここからは日本のプロポーカー、世界のプロポーカーについて紹介します。
【世界のヨコサワ】人気の日本人プロポーカープレイヤー 横澤 真人氏
今、日本で一番注目を集めているプロポーカーと言えば、横澤 真人氏ではないでしょうか?
通称「ヨコサワ」で親しまれている横澤氏は、登録者数約66万人を誇るユーチューブチャンネル「世界のヨコサワ」を運営する大人気ユーチューバーです。
20歳で騙されて借金4000万円を抱え、どん底だった時期にポーカーと出会い、その後プロへのスターダムを駆け上がったという、異例の過去を持ち合わす日本人プロポーカーです。
世界各国のカジノで稼いだ賞金は、92万354ドル (約1億615万円)。
WPTのメインイベントでは優勝を飾りました。
同チャンネルを共に運営する名和大貴 (ひろき) 氏も、WSOPにて賞金3500万円を獲得した過去を持つ実力者です。
2021年には東京・渋谷にて、お金を賭けず、賞金や景品も出ないアミューズメントポーカー店「ROOTS SHIBUYA (ルーツ シブヤ) 」をオープンしています。
ここからは、日本と世界それぞれのプロポーカープレイヤー賞金ランキングを見ていきましょう。
「ザ・ヘンドン・モブ」という主要なポーカートーナメントによる結果をランキングしたサイトから、生涯獲得金額が多いプレイヤーをピックアップしました。
日本人のプロポーカープレイヤー賞金ランキング
1位:當眞嗣成さん(生涯獲得金額 227万5334ドル)
日本ナンバー1のプロポーカープレイヤーは、大阪在住の當眞嗣成さん(通称つぐ兄)です。
生涯獲得金額は227万1373ドル、最も高い賞金金額は58万1943ドルです。
兼業のプロポーカープレイヤーでありながら、海外を主戦場に日本人で最も稼いでいます。
2019年には日本プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
AJPC、スポニチ、natural8と3つのアンバサダー契約を結んでいます。
2位:四鹿和彦さん(生涯獲得金額 170万6461ドル)
日本ナンバー2のプロポーカープレイヤーは、熊本で不動産会社を経営する兼業プロポーカープレイヤーの四鹿和彦さんです。
生涯獲得金額は168万2654ドル、最も高い賞金金額は43万1092ドルです。
ボードゲームの「バックギャモン」の日本選手権で優勝経験もあり、多彩なプレイヤーです。
3位:小倉孝さん(生涯獲得金額 167万2731ドル)
日本ナンバー3のプロポーカープレイヤーは、プロ雀士でもある小倉孝さんです。
生涯獲得金額は166万4976ドル、最も高い賞金金額は35万628ドルです。
オンラインポーカーアプリ運営企業とアンバサダー&プロ契約をしています。
世界のプロポーカープレイヤー賞金ランキング
1位:米国 – Justin Bonomoさん(生涯獲得金額 5719万4649ドル)
世界ナンバー2のプロポーカープレイヤーは1985年生まれ、米国出身・カナダ在住のJustin Bonomoさん(通称ZeeJustin)です。
生涯獲得金額は5326万3234ドルです。
Bryn Kenneyさんと同様、以前は「マジック:ザ・ギャザリング」をプレイしていました。
最も高い賞金金額は2018年のWSOPのThe Big One for One Dropで優勝した時の1000万ドルでした。
Justin Bonomoさんはわずか19歳で欧州ポーカーツアー(EPT)で4位に入賞し、テレビで放映されたファイナルテーブルに最年少で登場した早熟のプレイヤーでした。
2位:米国 – Bryn Kenneyさん(生涯獲得金額 5710万8865ドル)
世界ナンバー1のプロポーカープレイヤーは1986年生まれ、米国出身のBryn Kenneyさんです。
生涯獲得金額は5640万3501ドルです。プロのポーカーになる前は、戦略トレーディングカードゲームの「マジック:ザ・ギャザリング」のプロでした。
2019年のトリリオンミリオンでは準優勝を果たし、賞金2056万3324ドルを手にしました。
これは、シングルポーカートーナメントの最高金額です。
Bryn Kenneyさんの生涯獲得金額のうち、半分以上は2019年に稼いだものです。
2019年以降はトーナメントへの出場機会が減っているようです。
3位:カナダ – Daniel Negreanuさん(生涯獲得金額 4517万5428ドル)
世界ナンバー3のプロポーカープレイヤーは1974年生まれ、カナダ出身・米国在住のDaniel Negreanuさんです。
生涯獲得金額は4205万3305ドルです。
WSOPで副賞のブレスレットを6個、WPTのチャンピオンシップタイトルを2個獲得している実力者であり、心理戦でもあるポーカーにおいて対戦相手を読む能力に優れていると評価されています。
ポーカー関連のテレビ番組や本の執筆などマルチに活躍するベテランです。
プロを目指してスキルを磨くには?
プロのポーカープレイヤーの木原直哉さんは、ポーカーは適性がなければ1万時間やっても一流にはなれないと言っています。
キャッシュゲームである程度稼げても、そこから億単位を稼ぐ一流のプレイヤーになるには、才能も必要なのかもしれません。
しかし、トーナメントで大金を稼ぐ人のみがプロなのではありませんし、スキルを磨くためには膨大な経験と練習は絶対に必要となってきます。
木原さんは実際に、年間で3000時間もポーカーに時注ぎ込んでいた時期もあったそうです。
ポーカーのスキルを磨くには、まずはオンラインでプレイすることを木原さんは勧めています。
WSOPのメインイベントで勝ち残っている若手は、オンラインポーカーで資金を獲得し、スキルを磨いているといいます。
オンラインポーカーはライブポーカーのよりも迅速にゲームが進行し、多面打ちにより膨大なハンド数をこなすことができるなど、練習するには最適です。
オンラインでポーカーを制することができれば、ライブゲームで勝つことは難しくないそうです。
トーナメントで勝つプロになりたいのか、キャッシュゲームで恒常的に稼ぐプロになりたいのか、魅力的なポーカーのコンテンツ作成で生計を立てるプロになりたいのか。
まずはどのようなプロになりたいのか目標を明確にして計画を立てると、プロへの道が近づくでしょう。
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かっこいいプロのポーカープレイヤーは多くの人の憧れです。
賞金にも夢があるため、目指したいという人もいるでしょう。
プロになるのは容易なことではなく、練習も才能も必要ですが、多くのプロのポーカープレイヤーはオンラインポーカーで練習を積んでいます。
カジノミーでは、ポーカーが気軽に練習できるゲームを用意しています。
マイクロゲーミング社が開発したビデオポーカーで、対戦相手がいなくても自分のペースでプレイできるAll Aces Poker、ディーラー対プレイヤーでテキサスホールデムが気軽に楽しめるプレインゴー社のCasino Holdemのほか、臨場感があるライブポーカーなど様々な種類があるので、プロを目指す人、そうでない人もぜひ試してみてくださいね!
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